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ラージオブジェクトの取扱


  • _lo_import

    _lo_import ファイル名 '注釈'

    _lo_import は、ファイル名と注釈を指定して、ラージオブジェクトをデータベースに登録します。正常に登録された場合は、"BEGIN","INSERT OID","COMMIT"のメッセージが表示されます。

    例)
    pgbash> _lo_import member.dat 'member data'
    BEGIN
    INSERT 118868 1
    COMMIT


  • _lo_export

    _lo_export は、データベースに登録されたラージオブジェクトをファイルに取り出します。例えば、OIDが 11885 のラージオブジェクトを /tmp/mm ファイルに取り出すには次のようにします。

    例)
    _lo_export 11885 /tmp/mm


  • _lo_unlink

    _lo_unlink は、データベースに登録されたラージオブジェクト情報を削除します。正常に削除された場合は、"BEGIN","DELETE 件数","COMMIT"のメッセージが表示されます。

    例)
    _lo_unlink 11885
    BEGIN
    DELETE 1
    COMMIT


  • _lo_list

    _lo_list は、登録されているラージオブジェクトの一覧を表示します。

    pgbash> _lo_list
     objoid | description
    --------+--------------
     118865 | member data1
     118867 | member data2
    (2 rows)
    

  • pgbash_description テーブル

    Pgbashは、ラージオブジェクトのOIDと注釈を、"pgbash_description"テーブルに登録します。"pgbash_description"テーブルは、始めて _lo_import が実行されたときに自動的に作成されます。

    pgbash_descriptionテーブルは、ユーザの権限で作成されるため、Postgresスーパユーザでなくても、ラージオブジェクトの登録が可能です。


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